「汚部脱出」パート8『解決の道へ』

LIFE Share

A子さん20代後半。ぽっちゃり型のかわいらしい方です。清潔感のある装いで、とても「片付けられない症候群」だとは想像もできませんでした。A子さんのお話をお聞きしながら、片づけられない問題点と克服までの道のりを8回シリーズでお話してまいります。

『前回のお話』


「汚部屋脱出」パート7『もう一度』
最初からお読みになりたい方はこちらからどうぞ↓


「汚部屋脱出」A子さんの悲鳴

ああ、もう終わりだ

「恥ずかしいし、情けないし。何より尊敬している先輩に知られてしまった。もう私は終わりだ」そう思ったんです。

「言うのと現状を見られるのではまったく違うものなんですね。どこかで信じてもらえないことに安心していた事に気づきました」

「やっぱり見られてはいけなかった」涙も止まってしまいました。

それから2,30分経った頃でしょうか。実際には5,6分だったかも知れません」突然Fさんが立ち上がり、、、無言で片付け始めました。

指示


「何が起きたのかわからず、私はそこに立ち尽くしたままだったと思います。このときの記憶があんまりなくて。今思いだすと自分の部屋の中なのに異国にいるみたいな感覚だったのかなと」

そのうち突然「指示」が飛んできました。

「これとこれは燃えるゴミ、これとこれは不燃ごみ。ゴミ置き場にゆっくりでいいからその通りに出してきてね」

こうしてその日はある程度片付け、好意に甘えFさんの家に泊まらせてもらいました。タクシーの中でも会話はなかったと記憶してます。

Fさんの家についてからもほとんど会話はなくて。「シャワーどうぞ」とか「コレ着て」とか。

必要最低限のことだけでした。私には救いでした。きっとFさんにも話す力は残っていなかっただろうなと。

ギリギリセーフ

次の日は仕事を休み、片付けを手伝ってくれたんです。一気にゴミを出すことが出来ないので、出しにいく日付ゴミの種類。不燃ごみなのか可燃ごみなのか。紙に書き貼ってくれました。

すごい人です。テキパキと何も言わずに片付づけてくれたんです。 おかげで管理人さんの検査の日に間に合いました。

出せずにいるゴミが少しベランダにありましたが、そこは大めに見てくれて」 すぐにFさんに電話をしたら「よかったね」と。

「Fさんにもう迷惑はかけられない。こんなにやってもらったのにそれを台無しにしてはいけない」固く決意したそうです。

あとがき

Fさんのような方がいらっしゃるなんて!私も驚きました。すごいですよね。人のそれも赤の他人のためにこんなに出来るなんて。問いただす事もなく、何も聞かない。まるで神様のよう。

「これはひょっとして…」

リーディングしてみると思ったとおりでした。ソウルメイトだったんです。それも昔親子だった時代があるようで。面白いことにA子さんがFさんのお母さんなんですよ。

逆のようでしょ?

誰でも7人のソウルメイトがいると云われています。ソウルメイト=運命の相手(恋人)だと云われている事が多いですが、違います。

色々なんです。同性であることも多いの。ソウルメイトのお話もたくさんあるので、こちらもまたお話していきますね。

Fさんはその後素敵なパートナーと結婚し(外国の方です)ロンドンで結婚生活を送られているそうです。

A子さんも毎日をエンジョイされています。心の病は味方がいると頼もしく、治癒までの道のりもスピーディ。

だからひとりでどうにかしようはナシにしましょう。寄り添い、励まし、理解してくれる人をみつけることが大事です。

A子さんはラッキーなことにソウルメイトでしたが、ソウルメイトでなくてもいいのです。

尊敬する誰か。もしくはその道のプロ。カウンセラーさんへ相談するのもありです。

どうか1人でどうにかしようと思わずに…