ビジネスがうまく行かない理由

こんにちは、小鳥遊明美です。
これまで私がご相談を受けてきたビジネスお悩みベスト5はこんな感じです。

  • 売上が伸びない
  • 集客がうまく行かない
  • ライバルとの差別化はどうする?
  • マンネリ化した状況を変えたい
  • お客様との関係に悩んでいる

「ビジネスがうまく行かない理由はなんだと思いますか?」

  • こんな難しい時代だから
  • ライバルが多い
  • 宣伝にかける費用がない

お答えいただいたベスト3です。

他には

  • 場所が悪い
  • お客様に恵まれない

といったお悩みも

「本当にそうでしょうか?」

確かに時代は不安定で不景気です。けれどお話をお聞きしていくと「あれっ」と思えることも多いんです。

大事な見落としというケースも多い。
そこで少し考えてみましょう。

ビジネスがうまく行かない理由を探ってみよう!

  1. クライアントさんは何を求めているのでしょうか?
  2. あなたが顧客ならどんなサービスを求めますか?何をして欲しいですか?
  3. あなたのライバルはどんなサービスを提供していますか?
  4. ライバルにあってあなたにないものはなんだと思いますか?
  5. ではライバルになくてあなたにあるものはなんでしょうか?

思うように売上が伸びない、指名が伸びない。最大の理由は「お客様が求めるサービスとあなたが提供しているサービスのギャップ」です。そのギャップがどんな事なのか?それを見極めてからでないと、どんなに腕を磨いても、新しいメニューを追加してもうまく行かないものです。

着眼点その1 「サービスギャップ」が起きてしまう原因

それは「事業主目線」にあります。どうしても目の前の利益が気になります。
あたりまえですよね。食べて行かなくてはならないわけですから。

なかでも軌道に乗り始めた時が一番危険です。「もっと稼がなきゃ」から「もっと稼ぎたい」に変わった時、
それまでお客様目線で眺められた景色が、事業主目線でしか見ることができなくなってしまうのです。

逆に言えば末永く稼ぎ続ける事業主さんは、「事業主目線」と「お客様目線」の両方で眺めることを継続できている方なんです。

「あなたはお客様目線で眺めることができていますか?」

初心に戻り「お客様目線」で自分のクラアンとさんがあなたを指名する理由をしっかりと頭にいれましょう。そして自分に問いかけて!

「足りないことはなんですか?」

「余計なことはありませんか?」

着眼点その2 ライバルとの差別化を考えた時に見逃してはならないこと

真っ先に見てほしいのはあなたにあって、ライバルにはないものです

なぜならそれがあなたの「強み」だからです。

売上や集客がうまく行かなくなると、どうしても焦ります。
焦ったままライバル研究をすると、ライバルにあって、自分にないものばかりが目に付きます。

立地、メニュー、商品、販売方法、販促方法などなど。もちろんこれらも比較の対象としてとても大事なことです。

しかしながらライバルにあって自分にないものに気持ちが向きすぎてしまうと、せっかく持っているあなたの強みを見失ってしまうんです。

ライバル研究をしたら真っ先にみつけて欲しいこと。それはあなたの「強み」です。
ライバルにないけど自分にあるものについて考えてください。

そのうえで、その強みを更に際立たせるために何をすればいいのか?考えてください。

まずはしっかり自分のことを再認識。そうして初めて「ライバルにあって自分にないもの」について考える。そうすれば決してあなたは自分の強みを見失うことなく、次のステージへと上がる準備に向かうことができます。

決して自分の強みを見逃さないこと。強いては、ライバルにあって自分にないものが自分の不得意分野であるとしたら、そこはおもいきって捨ててください。ライバルの良いと思われることの中から、取り入れられることは取り入れてもかまいません。が、ライバルにもないものに着目したほうが断然よいことは確かです。

なぜならこれからもっとライバルが増える可能性が高いからです。

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