年男、年女の運勢はしんどい?「干支のお話」2021

「おめでとう」のご挨拶。
それはそれは輝くような笑顔で

「今年わたしラッキーガールなの!」

まぁ、素敵!
けどちょっぴり心配。

彼女が「ラッキーガール」と言ったのは、「年女」だからに違いないもの。

でも!運は自ら導くもの
このままの明るさで突進すれば、素晴らしい年になることは間違いないわね!

年女、年男のみなさまゴメンナサイ。

「干支」というエネルギーから読み解けば、「年女=ラッキー」は成り立たない。

ただし今年だけは例外。
丑年生まれさん、ラッキーです!

~この記事は、2020年版からリライトしています~

丑年生まれ必見!年女はしんどい?「2021年だけは例外です!」

2021年は最高の年に♪

今年は、辛の丑年。

辛は、金の気のエネルギー。
対して丑は、土の気を持つ

金の気と土の気は仲良し。
ここに守られ、丑年生まれさんには、なかなかの幸運が!

「今年はいったいどんな年になるの?」

「私は良い年になるのかなぁ」

運がいいのか、悪いのか。
「わたしにとってどうなの?」を知る時に「干支」さんがヒントを与えてくれることも!

干支のエネルギーが重要な理由


少し振り返ってみましょう。

https://cocozono.com/column/kitoaura-unmei/

その運気の次に注目して欲しいのが「運勢」なんです。

干支は「運気」のものさし

「運勢」といえば、今、現時点での「勢い」のことですね。

さらにもう少し先のの「勢い」がわかったら、便利ですよね。
どこでどう休み、どこでダッシュするか。

この運のバロメーターともいえる「勢い」を計るもの。
それが「干支」さんのエネルギーです。

1年という長いスパンの勢い。
これが、わかっちゃう。

たとえば2021年は丑年です。
丑のエネルギーで1年が動きます。

丑さんを思い出してみると、なんとなくイメージできますね。

まず、あまり動きません。
もくもくと静か。

どっしりとした安定感。

ここから読みとけるのは、なかなか動かないけど、頑張っていれば、安定してくるよ。

2021年、特に前半は停滞。
そこを耐えると、サクサクと!

努力が実る年です!

年の干支と生まれ年の干支。この関係もまた、ひとつのものさしになる。

干支から紐解く「年女(年男)がしんどいと言われる理由」


年と生まれ年の干支が同じであるからです。
相乗効果も見込めますが、残念ながらぶつかり合うことの方が多いです。

なので毎年「年女さん、年男さんはラッキーなのよ~」
手放しで喜べないというのが本音です。

またちょうどカラダの過渡期にあたります。
無理をせずゆったり構えて過ごしましょうね。

干支のモチーフに備わる守護力

干支の動物たちには、それぞれ素晴らしいパワーがある。
そして、守護力もとても高い。

そういえばこんなご報告を頂いたことがありました。
かれこれ7~8年も前のことでしょうか。

Tさんたち(Tさんとご主人)は事故に巻き込まれしまいました。
車は大破。

ところがお2人共なんと!!
かすり傷と軽い打ち身だけですんだそうなんです。

車が大破したのにですよ!

実はTさん、車のバックミラーにご夫婦それぞれの守護動物(干支)のキーホルダーをぶらさげていたそうです。
なんでも娘さんが「車につけてね」とプレゼントしれくれたそう。

キーホルダーが守ってくれたに違いないとおっしゃっていました。

これ、決して思い違いではありません。
彼ら干支の動物たちの力はホントにすごいのですよ。

干支とはなんぞや

干支で表されるものには、「年」「月」「時刻」や「方角」などがあります。

十二支とは「子(シ)・丑(チュウ)・寅(イン)・卯(ボウ)・辰(シン)・巳(シ) ・午(ゴ)・未(ビ)・申(シン)・酉(ユウ)・戌(ジュツ)・亥(ガイ)」

ちなみに

十干(じっかん)と呼ばれる周期の単位を数詞で表した「甲(コウ)・乙(オツ)・丙(ヘイ)・丁(テイ)・戊(ボ)・己(キ) ・庚(コウ)・辛(シン)・壬(ジン)・癸(キ)があります。

十二支と十干を組み合せは60通りもある!

だから12年前の丑年とは、またひと味違う。
2021年のエネルギーとなるんですね。

干支はなぜあの順番なのか「十二支のお話」

昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。

「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」

動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみ に訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。

さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見 ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。

我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。

それで牛は二番、 それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。それでねずみを恨んで、今が今 でもねずみを追い回すのだそう。

出典:日本の昔ばなし十二支(ポプラ社)より抜粋

こうして様々な動物たちが宴に一番乗りをし、十二支になろうと御殿を目指します。
神様は約束通りに、到着した順番で1年間づつ、大将になってもらいました。

国により十二支の動物は若干変わってくるようです。

中国ではイノシシではなくブタですね。
各国の干支を調べてみても面白そうですね。

干支のエネルギーはあなどれない!

https://cocozono.com/hikiyose-new-year/

編集後記

実はTさんのお話にはまだ続きがあって。
ミラーに下げていた干支のキーホルダーは、跡形もなく消えてしまっていたそうです。

もちろん大破するほどの事故ですから、壊れてしまったのかもしれません。

ただ、車がぶつかった瞬間に消えたような気がした。
とおっしゃっていました。

見えないモノたちのエネルギーは、私たちの運命に多大な影響を及ぼしているんですね。

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